セレコックスとお酒(アルコール)の併用の注意点

セレコックス服用中にアルコールを摂取するとどうなる?

 

医薬品によっては、「お酒は避けてください」と言われてしまうものもあります。なので、「セレコックスとアルコールの併用はどうなんだろう?」と考えることもあるはずです。

 

ここでは、セレコックスとアルコールの併用の影響や注意点を解説します。

 

セレコックスの添付文書で「アルコール」を確認

 

アルコールを併用することで、効果を抑えたり、副作用を増強してしまう医薬品については、添付文書に「アルコールは併用注意」などと書かれています。

 

ところが、セレコックスについては、添付文書にはアルコールについて何も書かれていません。
セレコックス添付文書:http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00052751.pdf

 

そのため、公式の説明としては、セレコックスとお酒の併用については問題とならないということになります。

 

セレコックスとアルコールの併用の注意点とは?

 

添付文書上では、セレコックスとアルコール(お酒)の併用はそれほど問題になっていません。しかし、これだけで安心して「いくらでも飲酒できる」ということにはなりません。

 

ここで気を付けたいのが、セレコックスの副作用と、飲酒時の症状の重複です。 →副作用の詳細

 

倦怠感、むくみ、ほてり、頭痛、眠気、めまい、錯乱状態、腹痛、下痢、悪心、頻尿など

 

↑はお酒を飲んだ時に出てくる症状の一覧ですが、これらはすべてセレコックスの副作用一覧に含まれています。つまり、アルコールとセレコックスの副作用は重複する部分がかなり多いということなのです。

 

そのため、セレコックスを服用してなんらかの副作用が出ている場合、アルコールを飲むと副作用が増強される恐れがあります。また、アルコールを飲むことによって、出ていなかったセレコックスの副作用が顕在化する可能性もあるのです。

 

以上を考えると、併用注意という扱いにはなっていないものの、できれば併用は避けたほうがよいということがわかります。

 

アルコールがセレコックスの効果を弱めることも

 

次に気を付けたいのが、「セレコックスを飲む理由」についてです。セレコックスを服用しているということは、リウマチやヘルニア、神経痛、関節症などの治療をしている場合が多いはずです。

 

例えばリウマチの場合、適量のアルコール摂取はリウマチ症状を緩和するという説がある一方で、「少し飲んだだけで痛む」という人もいます。一般的には「リウマチ治療中はアルコールの摂取は避けるように」との指示を受けるので、なるべくアルコールは飲まないようにするのが理想的ということになります。

 

他にも、ぎっくり腰は炎症を悪化させるため飲酒は避けるように言われますし、神経痛の患者がアルコールを飲むと痛みが悪化するというデータもあります。

 

そのため、セレコックスを服用しているからアルコールは避けたほうがいい、という部分以外にも、「治療中の症状のためにアルコールは避けるべき」と言うこともできるのです。

 

どうしてもアルコールを飲まないといけない場合は?

 

ここまで説明してきたように、セレコックス服用中は「副作用悪化のリスク」や「症状が治りにくくなる」といったデメリットがあるため、アルコールの服用はできれば避けたほうがよいでしょう。しかし、冠婚葬祭や仕事の接待などで、どうしても飲酒が避けられないシチュエーションもあるでしょう。そんなときは、なるべく度数の低いお酒を頼むようにしましょう。水割りであれば、「なるべく薄めで…」なんて頼み方もできるので、お酒を飲みすぎるのを防ぐことができます。

 

また、自宅で晩酌をするのが趣味、と言う場合は、あまりきつく禁酒をしてもストレスになってしまうので、数日に一回、少しであれば解禁するというのもアリでしょう。すでに書いたように、添付文書上ではセレコックスとアルコールは併用注意にはなっていないので、常識の範囲内であればそれほど問題にはなりません。そもそも、飲んで次の日患部が痛くなるようであれば、飲みたくなくなることのほうが多いです。「痛むけどそれでも飲みたい」と言う場合は、むしろアルコール依存症の疑いがあるので、セレコックスの併用がどうのこうのよりもはるかに大問題です。

 

とはいえ、アルコールをいったん飲むと自制が効かなくなるタイプの人は、いっそのことセレコックス服用中は完全に禁酒したほうがよいでしょう。