セレコックス服用中の運動・運転の注意点

セレコックスの服用中に運動や運転をしても大丈夫?

 

医薬品を服用中は、運動や運転をしてもいいの?という部分が気になります。それはセレコックスも例外ではないでしょう。

 

ここではセレコックスと運動・運転の関係を見ていきます。

 

セレコックスと運動の関係は?

 

まず気になるのがセレコックスの副作用の影響です。運動と関係がありそうな副作用としては、

 

倦怠感、高血圧、耳鳴り、めまい

 

などがあります。特に気になるのが高血圧で、Ⅱ度、Ⅲ度の高血圧の場合、強い運動をすると命に係わることもあるほどです。

 

分類 収縮期血圧 拡張期血圧
Ⅱ度高血圧 160~179 100~109
Ⅲ度高血圧 180以上 110以上

 

↑がそれぞれの基準ですが、この基準に入る血圧の場合は運動はしないほうがよいとされています。普段から血圧が高め(例:Ⅰ度高血圧、140~159、90~99)の範囲にいる人の場合、セレコックスの副作用によって血圧が上がってしまうと、Ⅱ度~Ⅲ度の水準に知らず知らずのうちに達してしまうことがあります。なので、マラソンなどの強度の高い運動をする場合は、事前に血圧を測っておくことが必要です。

 

もちろん、持病として高血圧を抱えている場合、適度な運動をして血圧をコントロールするのは必要なことです。しかし、セレコックスによって血圧が上がるのは薬剤性のものなので、運動ですぐに引き下げられる種類のものではありません。なので、その場合はなるべく安静にして血圧があがりすぎないようにすることも大切なのです。

 

また、「そもそもなんのためにセレコックスを服用しているのか」という部分も注意が必要です。リウマチや坐骨神経痛の場合は運動療法が有効とされており、適度な運動をすることは推奨されます。しかし、ぎっくり腰などの場合は運動が推奨されず、安静にすべきです。つまり、セレコックスがどうこうというより、今なんの病気を治しているのかに着目して、運動をすべきかどうかを考えたほうがよいでしょう。

 

運動をしてもよい症状の治療中で、なおかつ血圧の上昇も見られない場合は、強度が高くなりすぎない範囲での運動は可能です。

 

セレコックス服用中の運転はいいの?

 

薬を飲んだ人が、運転中にウトウトして悲惨な事故を起こしてしまうニュースを見たことがある人もいるでしょう。そのため、セレコックスを服用中に運転をしてもいいのか気になるところだと思います。

 

まず結論から言うと、自己責任とはなりますが、基本的にはセレコックス服用中の運転は問題ありません。確かに、セレコックスには「傾眠」や「めまい」といった、運転に支障がありそうな副作用があります。ただ、それぞれ発現確率は5%以下となっており、20人に1人の確率となっています。

 

→副作用とは?腹痛や口内炎、下痢・便秘など

 

なので、もしセレコックスを服用中にめまいがしたり、眠くなるというようなら運転は避けるべきですが、そうでないならあまり気にしすぎないほうがよいでしょう。あらかじめそういった副作用があることを頭に入れておけば、もし万が一運転中に眠くなったとしても、速やかに車を路肩に止めるなどの対処が可能です。

 

むしろ、セレコックスには「不眠」「睡眠障害」といった、「眠くなる」作用とは相反する副作用もわずかながらあります。そんなときに、睡眠薬などで対処して、翌日眠くて運転ができないといった事態もありえます。セレコックスには、眠気に関しては両方の副作用がありえるということは押さえておきましょう。